司法書士の清水健司です。
このお知らせでは、当事務所の執務状況や代表者(私)の近況を定期的にアップロードしていきます。
よろしくお付き合いいただければ、幸いです。
—————————————————————————————————————————————————-
9月25日、笹野台地域ケアプラザ様にて「認知症サポーター養成講座」を受講させて頂きました。
認知症サポーターとは、「認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、自分のできる範囲で活動する「応援者」のことです」(横浜市HPより引用)
認知症サポーターはあくまでも「応援者」ですので、各種介護系の資格とは違い、これで清水も認知症のプロだ!というわけにはいきませんが、認知症の方と接する機会がある一人の司法書士として、とても参考になる講義でした。
私が受講した講座は、認知症に関する基礎講座とドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の視聴で構成されていました。
ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」は、広島県呉市で生活する高齢夫婦(妻が認知症を発症)とその一人娘の映像記録です。当然、認知症ですから、いろいろなことが思い通りにならず、ご本人やご家族が苦しむ映像があります。その一方で、認知症になってもデイサービスを利用して微笑んだり、ご家族で年越しを過ごしたりして、楽しそうにするお母さんの姿もあり、「老いとは?」「認知症とは?」「家族とは?」と、考えさせられる映画です。
司法書士としては、映画では認知症のお母さんのために、夫(95歳!)と娘(東京在住)が介護をするわけですが、「もし夫や娘の献身的な介護がなかったら又はできなかったら」と考えてしまいます。また、「他人に迷惑をかけたくない」と、高齢夫婦が介護サービスを利用したがらないところも印象的でした。
この講座で学んだことを生かし、また、今後とも研鑽積み、業務に邁進していく所存です。
PS:ご自身の将来に認知症の不安がある方・認知症について知りたい方は、横浜市のHPなどを検索の上、「認知症サポーター養成講座」の受講をオススメさせていただきます。受講料は原則、無料と思われます。