「独身だけど余生を老人ホームで過ごしたい」
弊事務所では、そのような相談をいただきます。その際独身だと老人ホームに入れないかもしれないという不安を抱いていらっしゃる方もいます。本コラムでは、そんな方のために、独身の方が老人ホームに入る方法について解説していきます。
老人ホームに入る条件は施設によってまちまち
結論からお伝えすると、老人ホームに入る条件は施設によってまちまちです。
- 独身の方は身元保証人が必要
- 独身でも保証会社を利用すれば入居できる
主にはこの2パターンです。どちらのパターンなのかは、施設の判断にゆだねられます。そのため入りたい施設がある場合、直接施設に確かめてみるのがいいでしょう。
独身の方は身元保証人が求められることが多い
独身の方が老人ホームに入る場合、身元保証人になる方が求められることが多いです。親族で身元保証人になってくれる方がいるのであれば、身元保証人になってもらうのが手っ取り早いです。身元保証人がいれば、その他条件を満たすことで、老人ホームに入居できます。
身元保証人がいない場合保証会社を利用する
一方身元保証人がいない場合、保証会社を利用して老人ホームに入居するパターンがあります。これは賃貸物件を借りるときと同じですね。保証会社に保証料を支払うことで、何かあった時保証会社が対応してくれます。老人ホーム側からすると、身元保証人の代わりに保証会社が保証してくれるので、入居を許可するということですね。
なので結論身元保証人がいる場合は身元保証人を立てる。いない場合は保証会社を利用することで、老人ホームに入居できます。ただし老人ホームに入居するには、身元保証以外にも年齢・必要な医療ケアなどの条件があります。それらの条件も施設によって異なりますので、一度詳しく聞いてみるのが良いでしょう。
老人ホームに入るにあたって自宅の売却が必要になる場合
独身の方が老人ホームに入るにあたって、自宅の売却が必要になることがあります。この場合弊事務所のような相続の専門家への相談をおすすめします。
自宅の売却だけであれば不動産屋さんが対応してくれますが、引っ越しの手配は自分でやらなければなりません。また老人ホーム入居後のお金の管理や遺言も、ご自身でする必要があります。
司法書士横浜こころ法務事務所では、財産管理契約・任意後見契約などの契約を締結し、お客様の生活を総合的にサポートできます。また老人ホーム探しのお手伝いもさせていただいております。遺言・財産管理・死後事務など不安な方は、ぜひ一度ご相談ください。
老人ホームの探し方
それでは実際老人ホームに入ると決めたら、どのように老人ホームを探せばよいのでしょうか。私の経験から、老人ホームの探し方を解説していきます。
詳しい人に聞く
司法書士横浜こころ法務事務所に老人ホームの探し方を相談されたときは、介護支援をしている方に相談しています。それ以外にも老人ホーム紹介センターやケアマネジャーなど、老人ホームに詳しい施設・個人の方がいらっしゃいます。
こうした方々は老人ホームの内部事情にも詳しく、条件などを丁寧にヒアリングしてくれます。まずは老人ホームに詳しい方に聞いてみることをおすすめします。
インターネットで探す
自身もしくはご家族がインターネットを使えるのであれば、インターネットで探すのもいいでしょう。「みんなの介護」のように、老人ホームを探せるサイトはいくつもあります。場所・料金・介護内容など、その人に合った施設が選べます。どんな施設があるか知りたい方は、インターネットで検索してみましょう。
実際に訪問してみる
詳しい人に聞いたり、インターネットで探したりした後は、実際に訪問をしてみましょう。ほとんどの老人ホームでは、無料見学を受け付けています。実際に訪問してみると、スタッフがどんな人なのか、快適に暮らせそうかなど、いろいろなことが見えてきます。生涯を過ごす可能性がある場所なので、実際に訪問して決断することをおすすめします。
独身の方のご相談は司法書士横浜こころ法務事務所へ
司法書士横浜こころ法務事務所では、独身の方に向けてさまざまなサービスを提供しております。例えばホームロイヤー契約では、人や家庭が日常生活や財産管理において必要とする法律的なサポートを実施。入院・お葬式・遺産相続などの不安を解消させていただきます。希望される場合は財産管理契約・遺言書作成も可能です。
独身の方で今後について悩んでいる方は、ぜひ一度司法書士横浜こころ法務事務所にご相談ください。